部屋のインテリアとしてペルシャ絨毯なども最近とても人気が出てきていますが、その中の一つに遊牧民が作るギャッベというものもあります。これは比較的安価ということもあってでしょうか、従来のペルシャ絨毯とも全く違うほのぼのとした雰囲気のものが多いので、人気が高くなってきています。
絨毯としてもいろんなサイズがあるのでそれで見ている人も多いのですが、ギャッベの場合はクッションもたくさんあるのが面白いポイントです。元々厚い生地でできていてしっかりとした作りになっているのが特徴でもあるのですが、クッションや座布団でもそれは変わりません。しっかりとした座り心地だけれども、手触りの良さなどは変わらないので座っていても疲れにくいのです。
絨毯などで見かけて可愛いデザインが多いけれども、既に絨毯は持っているから他にも何かギャッベを使ったものがないだろうかと思っていた人にも使いやすいでしょう。価格も1万円前後ぐらいが多くなっていますので、一つか二つあればそれだけでもとても満足できそうです。絨毯などに比べればかなりリーズナブルですから、気に入った柄で集めてみたいと思ってしまうかもしれません。
色味やデザインに関してもギャッベらしいものがありますので、ソファやベッドに置いていてもちょっとしたアクセントになります。優しい色に素朴なマークのようなデザインも、見ていて飽きないでしょう。動物や植物などが描かれていて、色も緑や赤、青、そして黄色などいろんな色が使われ、それが組み合わされて独特な色彩を作り出しています。
お手入れなどに関してもそれほど難しくはありません。大きい絨毯なら毛並みに沿って掃除機をかけたりしますが、小さいクッションでも同じようにするといいでしょう。汚れた場合には水で塗らしたタオルを固く絞ってから拭いていきます。たまには生地を裏返したりするなどしたり、軽く干したりするのもいいでしょう。余りに汚れてしまったり、自分でのお手入れ方法がちょっと分からないと思った時には販売店に相談してから作業した方が安心できます。
素朴なギャッベはとても身近な感覚で使えます。高級というよりは普段使いにぴったりのデザインや色彩感覚なので、肩肘張らずに気持ちよく穏やかな気分を演出してくれます。いろんなテイストのインテリアがありますが、生活の中にゆったりとした遊牧民族の気分を味わえるギャッベも少しずつ小さなものから取り入れてみるのも良いでしょう。
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