床に置くインテリアとして人気のあるペルシャ絨毯は、一般的なサイズとしてはリビングなどに置くような大きなタイプが多いです。作られているのもそのようなものが多くなるので、好みの物を探そうとなるとかなり難しい場合も良くあります。形自体も良く見るといろんなものがあります。一番多いのは長方形ですが、それ以外にも正方形のスクエアや円形のラウンド、楕円形のオーバルなどがあります。長方形以外はかなり生産が少ないので、値段を見て驚かされる事もあります。
ペルシャ絨毯で多い長方形のタイプには名称でサイズも細かく分かれていますので、探す時の目安にしてみましょう。作られる絨毯は手仕事なのであくまでこれらも目安になりますが、一番小さいのはポシティで80cm*60cmです。その次がザロチャラクで130cm*80cm、ザロニムは160cm*100cmとこの辺り位が小さめで見つけられたら使いやすいだろうと思える大きさでしょう。それ以上は200cmを超えていきますが、ドザール、パルデ、キャレギ、ガリ、ケナリと呼ばれています。商品名の後に産地だけでなくこのような名称があれば大まかに大体の大きさを想像しやすいです。
一般的にペルシャ絨毯は敷物なので床に敷いて使います。キッチンや玄関、リビングに寝室など、自分の使いたい場所に敷いて構いません。シルクかウールかでも変わりますが、やはり置く時には大きさもかなりの要素を占めます。小さすぎて使う場所に隙間が空いたり、または大きすぎて部屋や家具など使いたい場所からはみ出たりしてしまうとそれだけで不恰好に見えてしまいます。
取り扱うショップによっては最初から大、中、小というように分かりやすくしてくれている場合もあります。それで大まかに大きさをイメージして、詳細をチェックしてから気になっているペルシャ絨毯の数字を見て、利用したい場所に使えそうかどうかメジャーなどを使って測っておきましょう。高価な絨毯ですから、ただ床の敷物としてだけではなくて、デザインや風合いなども楽しめるようにしたいものです。小さなものに関しては、敷物としてだけでなくタペストリーとして利用している人もいますので、気になるものがあれば気軽に手に取ってみたり、飾ってみて下さい。自分の家に憧れのペルシャ絨毯を起きたいと思うのであれば、大きさも良く確認して使いたい場所にあったサイズの物を購入して置くようにするといいでしょう。